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アイ・アム・ヒッピー 日本のヒッピー・ムーブメント史’60ー’90(増補改定版 2nd)| 山田塊也著

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山田塊也著/森と出版/A5版(箱入り)/370頁
(★当ショップ限定★山田塊也が描いた絵のポストカード付き)

1960年代から70年代の中頃まで活動していた日本のヒッピー、その草分け的存在である山田塊也氏が、1990年に「第三書館」より刊行した本。日本ヒッピー文化の名著とされ、長らくの絶版で入集困難だったが、2013年に増補改訂版として松山の「森と出版」から再出版された。こちらは2023年にリリースされた第二刷。
1960年代、物質文明に背を向けたヒッピーたちは南海の火山島や信州の高原にコミューン(共同体)を築いていった。幻覚剤LSD、愛と平和、ヒッチハイ ク、ロックとサイケデリック・アートから文化・社会現象として波及していった全過程を日本のヒッピー第一号が語り尽くす。

【目次】
プロローグ ヒッピーとは何者か?

第1章 ヒッピー前史「新宿ビートニク」
1)60年安保-嵐の旅立ち:1960
2)夜の巷のフリークス:1961-1962
3)高度経済成長に背を向けたビートニック:1963-1964
4)奄美群島ただ飯、ただ酒の旅:1965
5)奇妙な風態の一団-BUM(バム)の蜂起:1966-1967

第2章 ヒッピーコミューン運動「部族」
6)国分寺、八ヶ岳、諏訪之瀬のコミューン:1967
7)フーテン族とヒッピー:1967
8)大麻取締法違反第1号:1967
9)部族宣言とヒッピーブーム:1967-1968
10)脱走米兵の隠れ家と反戦運動:1968
11)冬の夜の旅-ヒッチハイクと般若心経:1968
12)二つのコミューン-赤ガラスとバンヤン:1969
13)詩・「部族」生活の核心シリーズ:1970
14)マドラスの蟹男の歓迎:1971
15)海辺の小屋で毎晩続くドロドロ話:1971
16)ヤマハによる諏訪之瀬島乗取り計画:1972-1973
17)ヤマハボイコット運動:1974-1975

第3章 南の島のコミューン「無我利道場」
18)琉球弧キャラバンと奄美:1975
19)無我利道場の創立:1975
20)徳之島の核燃料再処理工場計画:1976-1977
21)アブリ漁とクソ裁判:1977-1978
22)ウーマンリブと実力阻止闘争:1979
23)飴ニモ負ケズ、鞭ニモ負ケズの戦線構築:1980
24)奄美独立革命論と海の詩:1981

第4章 反日思想とインド放浪
25)東アジア反日武装戦線との出会い:1982
26)タイのジャングル潜伏から姿を現したカラワン・バンド:1982
27)インド乞食旅:1982
28)ローマのアラブ人浮浪者たち:1983
29)爆発物取締(バクトリ)罰則九条と東京拘置所:1983-1984
30)日本国と日本人としての自己批判:1984
31)劇画・原日本人「縄文インディアンの抵抗」:1985-1986
32)アメリカインディアンのホビ族に伝わる予言の記録映画:1986-1987

第5章 まつろわぬ山の民からの逆襲
33)わがフリークなる生い立ち:1937-1960
34)詩・天皇制原体験:1944-1977
35)帰郷報告会と飛騨の聖地位山祭:1987
36)ローリング・ドラゴンといのちの祭り’88:1988.8.8
37)聖なるランニングと旅する娘たち:1988
38)無我利道場が右翼に襲撃された:1988
39)古代天皇制にまつろわなかった両面宿儺の復権:1989
40)日本社会の秩序を乱すコミューン潰しの外圧:1989
41)ヒッピージュニア世代の活躍:1989
42)無我利道場の解体とネオ・ヒッピー:1989

エピローグ結び合う心 地球治療法(ガイア・ヒーリング)
43)激動と崩壊の前兆:1990
44)草の根運動の波と大嘗祭:1990
45)五十路の自己点検:1990
46)いのちのまつり’90:1990

【付録】
①「部族新聞」の部分復刻版
② 寄稿冊子(Flynig Books 山路和広「書物とカウンターカルチャー」・山口晴康「The Long Walk for Big Mountain いのちの流れ、いのちの道」)

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